YIN NIDRA DAY2 意識の手綱

Updated: Mar 3


陰ヨガニドラティーチャートレーニング 初回開催にお集まりいただきました皆さま、ありがとうございました。


意識の糸のように、点と点が次第に繋がり、より多くの方のウェルビーイングへと広がってゆきますように。


講座内容に関するメモ、補足内容など「まとめ」をご紹介します。2日目もプラクティスから始まりました。





PRACTICE:

陰ヨガのプラクティス


マニュアル P.11-12 モデルプラクティス 2(短縮版)の実践


1段目から10段目の陰ヨガニドラまで。バナナとバナナ(反対側)の間の「仰向けのバタフライ」は、仰向けになったシャヴァーサナでも代替可能(←ここで短めのREBOUND 余韻を感じました)。最後にチャクラニヤーサの降下(簡易版)で締めくくりました。


目的:陽の要素から始まる陰ヨガシークエンスの体験。陽のポーズでは、空間に漂う「氣」の存在にも意識を向ける。ヨガニドラで起きている時間を少しずつ長くしてゆく。リバウンド余韻 とヨガニドラの感覚の違いを体感する。



LECTURE:

陰ヨガに関する講義


リバウンドとヨガニドラの特徴


リバウンド 余韻の時間


陰ヨガのポーズで、ターゲットエリアに蓄積されたエネルギーを解き放ち、エネルギーの行先を誘導することなく、流れにゆだねる。期待することなく、ただそっと見守るという手法。→マニュアル P.7, P.13 参照


ヨガニドラ


自発的に訪れる余韻を糸口にして、表面的な感覚からより内側への感覚へと導く手法。視覚化、身体的感覚、聴覚など、意図的に内側へと誘うテクニックを用いるのが特徴。寝てしまっても良いが、意識の糸がぷっつりと切れてしまわないように、誘導の声を手綱に可能な限り起きておく。意識の回旋(ボディスキャン)からアストラル体へのアプローチまでを行いました。→マニュアル P.9, P.14〜 参照





LECTURE:

PYS パタンジャリのヨガスートラ


1章1-4節の復習


3節

tadaa それ(ニローダハ)により

drash’u ドラシュトゥフ 見ているもの・私

sva rupee 自身の本質 true nature

sthaanam とどまる


4節

vritti-saaruupyam 本質をvrittiと同一視している状態

itaratra そう(ニローダハ)でなければ


1節から4節までが、全体のまとめ。

2.29ではそのための具体的な方法の総括として八支則が紹介される。

極めて宗教色の薄いのがパタンジャリのヨガスートラの特徴のひとつ。


Abhyasa アヴィヤーサ と Vairagya ヴァイラーギヤ (1章12節)

ニローダハの成就に有益な2つの羽。


・アヴィヤーサ(スピリチャルプラクティス・静寂にとどまるための修練)


・ヴァイラーギヤ(物事や物質の境界線を作らない精神的成熟=執着・欲が不要)



アシュタンガヨガ(八支則) マニュアルにある定義を他の言葉で言い換えると・・・


ヤマ:苦悩の原因を内省し、苦悩の原因となるような言動を控える努力


二ヤマ:個人レベルの内省を通して、苦悩を減少させ、良好な対人関係を築くための努力


アーサナ:快適に留まることができる姿勢。陰ヨガの文脈では、適度にターゲットエリアがストレッチがかかり、数分間留まることができるちょうど良い姿勢と考えれる


プラナヤマ:プラーナの調整は、例えば「タオイストの4つの呼吸」などで空間の「氣」を感じ取ることでも可能となる


プラティヤハラ:チャクラ瞑想では背骨と脳に感覚をとどめること。ヨガニドラの誘導を通して、身体感覚を鎮めることも


ダラーナ:本を読むといった意図的な集中力とは異なり、ウトウトしてきても意識を見守っていくような明晰な意識の状態


ディヤーナ:明晰な集中の先にある意識の拡張。アストラル体からコーザル体へ


サマーディ:本来の自分自身を見出すこと


NOTE: ヨガスートラではサマーディが段階的に説明されるが、八支則が解説される段階ではサマーディの詳細な定義は明確ではない。遠いところにある「覚醒」と構えるよりは、意識の変容による「悟り」であり、成就可能なものとして捉えることができる。


CHITTA と VRITTI


Chittaとは? 記憶が蓄積される意識の領域。


Vrittiとは? Chittaという意識の湖に、小石を投げた時に現れる波紋。体験、アクティビティとも言える。


自分にとって好都合なもの、不都合なものなど、それぞれの波紋と自分自身を同一視することが、苦しみの原因となる。


Vrittiは自分自身の本質とイコールではない。しかし、Samskara(サムスカーラ、印象・捉え方の癖)というフィルターを通してVrittiを捉えるため、結果としてKarma(業・行動)が発生する。Karmaによって、新たなVrittiが生まれる。


苦しみの原因となるヴリッティ → サムスカーラ → カルマ → ヴリッティ... の苦しみの連鎖から自身を解放することが、ヨガの目的である。苦しみの原因にならないVrittiとは、愛や慈しみの感情をもたらすもので、落ち着きと明晰さをもたらす。


顕在意識下、潜在意識下に、Vrittiが無数に存在する。顕在意識下では目の前のVrittiにマインドを占領されがち。それらの影響力が弱まってくると、潜在意識下にあるVrittiにも気づけるようになる。drash’u 見るものがchitta 個人意識を超越しPurusha 純粋な存在と一体になる、とも考えられている。



2日目の終わりに

I don’t know but… 対話を促すことと、相手を尊重すること。


指導者として一番大切にしているのが、I don’t know but…「分かりません、でも・・・」という言葉です。答えを持ち合わせていないことを認めことも、相手がどう感じるか分からない提案をすることも勇気がいります。


でも私たちは、相手を見ただけて考えていることが分かったり、感じていることが分かったりする超能力者でもなければ、悟りの境地に至った覚者でもありません。教祖でもないのです。


実際に聖人と呼ばれた人たちは、謙虚で、服従を強要するようなことはなかったと言われます。この世を去ってしまった覚者の残した智慧をありがたく学び、検証を繰り返すことで、なるべく良い人間でいようと努力し続けることが、私たちにできることではないでしょうか。


対話を通して、生徒さんの現在地を確認し、その上でできる限り誠意ある言動をするのみです。そういった意味で、分かりません、でも・・・と控えめに提案をするように努めています。


講座内でのご質問は、 Q&A ダイジェストにまとめました。

TO BE CONTINUED....TO Q&A


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